三楽章構成ギター組曲"テノチティトラン" アステカ文明の聖地へ


現在、メキシコシティーで準備がすすめられている"日本メキシコ国交400年記念コンサート"。

昨日現地から、私の作曲による、ギター二台のための三部構成組曲"テノチティトラン"を、現在メキシコシティー中心部に位置する、「テノチティトラン-テンプロ・マヨール(太陽神殿)遺跡」の然るべき場所で、当地で活躍するメキシコ人クラシックギタリストをセカンドギターに加えて行う運びですとのエキサイティングな連絡を受けました。

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組曲"テノチティトラン"は、以前私がメキシコシティーに旅行した際、このテンプロ・マヨールを訪れた折に、遺跡内からいまもはっきりと臨める、征服者エルナン・コルテスとスペイン軍が、ピラミッド神殿を崩してそのうえに建てたカテドラルの姿に戦慄的霊感を受けて作曲した、第一楽章"テノチティトラン"、第二楽章"コルテス~ゲーラ~カテドラル"、そして最終楽章"永遠の詩アステカ"からなるナンバーです。

写真は、3年前に京都大覚寺で行った公演時に、"テノチティトラン"にスペシャルアレンジを施し、都山流尺八の最高峰奏者にして大師範、三好芫山(みよしげんざん)氏との共演で演奏した際の、最終リハーサル時のものです。
「古来、尺八は民衆が神々と対話するための道具でした。」と語る芫山大師範はこのナンバーを深く理解し、そして素晴らしいレヴェルで仕上げてくださいました。


"テノチティトラン"を公式に演奏するのはこのとき以来となりますが、まさかこのとき、この次のパフォーマンスがテンプロ・マヨール遺跡になるとは夢にも思いませんでした。
メキシコで生まれたオリジナルナンバーを、同国で行われる公式イヴェントとして、しかもこの作品の故郷ともいえる特別な場所で演奏できるというのは、私にとってこれ以上の喜びはありません。


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一方こちらは、やはり昨日届けられた、今度5月にはじめていっしょに仕事をさせていただく日系団体、ニューヨーク倫理友の会のニュースレター。


会の理事長をつとめておられるリンゼイ・芥川笑子さんは、2月のカーネギーホール公演にいらしてくださいましたが、その際の私のパフォーマンスに対して嬉しいレビューを書いてくださいましたのでご紹介したいと思います。

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二月二十六日、ワイル・リサイタルホールに大竹史朗ギターリストの演奏会に行きました。
今回は、ブラック・ヒストリー月間の一つとして、その演奏会にゲストプレイヤーとして出演されたのです。

ヴァイオリン、チェロ、フルートを各演奏の後、皮のパンツをはいてギターを抱えてステージに出て来られた時、貴公子然とした姿に驚きました。
演奏が始まり透きとおる声の歌が流れると、会場は一瞬時間が止まったようになり、その後、熱気が流れてきて、皆をアルゼンチンへと誘いました。
二曲終わったあと、今晩はじめてのアンコールです。
素晴らしいの一言です。
感動です。


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カーネギーのステージに、ハーレー・デイヴィッドソン社製のレザー・パンツをはいて登場した音楽家は、後にも先にも私だけでしょう!


今年もこうして、よい環境のなかで素晴らしい音楽の仕事ができることをたいへん幸せに思います。

2009年04月02日 | Shiro On Tour(ツアー & ライブ)