10.4 NYラング・リサイタルホール公演

公演プログラム決定


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アタウアルパ・ユパンキ生誕100年記念

'南米作曲家へのオマージュ'


日時  2008年10月4日、午後7時開演 (午後6時30分開場 全席自由)

於   ニューヨーク、ハンターカレッジ、ラング・リサイタルホール

The Ida K.Lang Recital Hall at Hunter College (4th Floor)
69th Street Entrance (Bet. Park & Lex Aves.)

20ドル (前売り入場券)
25ドル (当日入場券)

後援      在NYアルゼンチン共和国総領事館


後援 協賛  近鉄インターナショナル

前売り券のお問合せ: 近鉄インターナショナル ℡212-259-9650

出演

シロ・エル・アリエーロ (ギター、ヴォーカル)


ネリダ・サンチェス (ピアノ)


アデラ・ぺラルタ (朗読)


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I


・ 栗毛の馬 (アタウアルパ・ユパンキ/パブロ・デル・セーロ)


・ ギターよ教えておくれ (アタウアルパ・ユパンキ)


・ こおろぎのサンバ (アタウアルパ・ユパンキ)


・ 牛追い (アタウアルパ・ユパンキ)


・ ヒロシマ 忘れえぬ町 (アタウアルパ・ユパンキ/シロ・エル・アリエーロ)


          シロ・エル・アリエーロ(ギター&ヴォーカル)

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II


・ ブエノスアイレスの冬 (アストル・ピアソラ)


・ ブエノスアイレスの夏 (アストル・ピアソラ)


・ スペイン舞曲第五番 "アンダルーサ" (エンリケ・グラナドス)


・ 詩的ワルツ集より (エンリケ・グラナドス)

          ネリダ・サンチェス(ピアノ)

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III


・ プレリュード BWV996 (J.S.バッハ)*

-アタウアルパ・ユパンキによる詩、"ティエンポ・デル・オンブレ"の朗読とともに-


・ サラバンドとドゥーブル(変奏) BWV1002*

-アタウアルパ・ユパンキによる詩、"老いたアルガローボよ 私を行かせないでおくれ"、
および"雪の風景"の朗読とともに-

             (J.S.バッハ)

・ プレリュード IV (エイトル・ヴィラ=ロボス)

・ ギター協奏曲 "コパカバーナ"** (エイトル・ヴィラ=ロボス) 


  I  (アレグロ・プレシオーソ)
     
        II  (アンダンティーノ)
        
             III   (アレグロ・ノン・トロッポ)


 
             


          シロ・エル・アリエーロ(ギター)、アデラ・ペラルタ*(朗読)
          
          ネリダ・サンチェス**(ピアノ) 


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今回の公演のハイライトは、なんといってもアルゼンチンの女性ピアニスト、ネリダ・サンチェスさんとの共演によって演奏する、エイトル・ヴィラ=ロボスの'ギター協奏曲全三楽章完演パフォーマンスにまちがいありませんが、この場でぜひもうひとつ特筆させていただきたいのは、第二部の冒頭で、私がギター独奏するバッハの名曲、無伴奏ヴァイオリン組曲ロ短調の'サラバンドと変奏'をバックに、やはりアルゼンチン出身のアデラ・ペラルタさんに朗読していただくユパンキの傑作詩、'老いたアルガローボよ...'および、'雪の風景'です。


'サラバンド'は、一般にスペインに起源をもつ舞曲だと思われがちですが、実は'シャコンヌ'や、フラメンコでおなじみの'ファンダンゴ'同様、もともとは、中米マヤの地に暮した先住民たちの間で踊られていたリズムでした。
それをかの地を征服したスペイン人たちが本国に持って帰り、のちにヨーロッパで流行したものを、バッハが自らの組曲やソナタに用いたのです。

バッハの器楽曲のなかでも特に優れていると思われるこの作品や、ソナタ第二番のシャコンヌが、現在あらゆる楽器の中で、ラテンアメリカの民衆にもっとも愛されていると言っていいギターで弾かれて素晴らしい効果を発揮するというのは、単にこの楽器で弾きやすいロ短調とニ短調で作曲されているという理由だけではないでしょう。
南米先住民の血をひくユパンキ(彼はバッハをなによりも愛していました)の優れた詩が、遥か昔、マヤの地に生まれたリズムを母体とするこのナンバーにのったとき、私はそこに、時空をこえたきわめて感動的な融合感があることに気がついたのです。


今回、詩の朗読をしてくださるのは、ニュージャージー在住の、コルドバ出身のアデラ・ペラルタさん。
私がニューヨークに移り住んで以来、まるで本当の母親のように長きに渡って私を見守ってきてくださった方です。
本業は、なんと内科のお医者さんですが、かつて詩の朗読のコンクールでチャンピオンになった経歴の持ち主で、その芸術に対する深い理解は誰もが認めるところです。
私は今回あらゆる意味から、彼女に対する100パーセントの信頼をもって、この大切な詩の朗読をお願いしました。


私にとって、切っても切り離すことのできないかけがえのない国アルゼンチン。
そして、その国に生まれた、スペインをルーツにもつふたりの素晴らしい女性とのコラボレーションで行うこの公演。
アタウアルパ・ユパンキ生誕100年、そして、これまでずっと南米と関わり、その美しい大地から大きな恩恵を受けながら暮してきた私の渡米20周年にあたるこの年を記念するコンサートは、決して大袈裟ではなく、私にとってこれ以上のものはないほどの深い意味を持つのです。


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最後に、今回のこの公演、嬉しいことに、ニューヨークのアルゼンチン総領事館の皆様にとても心強い後援をしていただけることになりました。

(現在すでに、同公館のホームページ上で、10月のイヴェントとしてご案内を受けています)

これに関しては、国際交流基金ニューヨークオフィスの松本健志様にたいへんお世話になりました。
この場を借りて深く御礼を申し上げます。

2008年06月24日 | Shiro On Tour(ツアー & ライブ)